転職を思い立ち、漠然としたイメージで転職するのか、どうしようか、と悩む場合があると思います。
まだまだ転職が一般的ではない日本では、転職は悪といったイメージを持たれているため、それだけの理由で転職をためらうことになってしまいます。
さらに、人間には現状維持バイアスといった心理的作用が働くので、より、転職を思い止まってしまいます。
参照:Status quo bias in decision-making(意思決定における現状維持バイアス)
転職が一般的で、1人で複数の職業を掛け持つことが当たり前となれば、転職することをためらうことはまずなくなると思いますし、多様な価値観を共有することができます。
なので、転職するといったことだけで、画一的に悪と論じることは到底できませんし、それであれば、転職自体は悪くないということとなります。
では、なぜ、転職することをためらうのか、ということとなります。
先ほど述べましたが、現状維持バイアスといった心理的作用が働くため、ということはもちろん、見通しができないことへの漠然とした不安もその理由と思われます。
現状維持バイアスは、様々な心理的作用が統合された結果働く心理的作用のため、この作用を働かないようにするということは現実的には不可能と思われます。
唯一対処できる方法といえば、そういった作用があることを理解し、対処するということです。
現状維持バイアスが働くということは、考えが主観的になっているということなので、現在の状況と未来の状況を洗い出し、事実をもとに、客観的に評価することが、現実的な問題となるのかを判断することができます。
未来の状況で具体的なリスクや、問題点を事実に沿って、考えてみてください。
例えば問題点としての事実があるとすれば、仕事がない。働いても給料がもらえない。全ての会社がブラック企業で、職場環境が悪い。といったことです。
これだけみると、そんなことはないと思いませんか。
事実ではないことは考えることができます。
転職できなかったらどうしよう、給料が下がったらどうしよう、ブラックなところだったらどうしよう。とか、事実とは違うということは分かりますか?
これはすでに決まっていることではなく、まだ決まっていないことなのです。
つまり、ただの予想でしかなく、事実ではないということです。
なので、これらのことが転職を思い止まらせているのであれば、客観的にみてそれは具体的な理由にはなっていないということです。
職種や、業界によって、業務や給与体系が異なるので、そういったことを決める判断軸となるだけで、あくまでも、転職を思い止まらせる具体的な理由にはならないということです。
また、問題を極論までもっていくとはっきりしやすいのですが、今の仕事を続けても給料がもらえず、休みもない場合は、仕事を続けますか。続けるというのであれば、それは転職のタイミングではなく、大義ややりがいをもってできている仕事と言えます。しかし、そういった条件であれば、転職するというのであれば、その仕事に価値はなく、あくまで、お金を稼ぐ手段としているだけとなります。
現状として、現在の仕事にはお金をもらう以外の価値がなく、未来の状況に、問題点がなければ、その道は進むことができると考えられます。
将来への漠然とした不安があることは理解できますが、こういった形で考えてみると、それは問題ではないことが分かると思います。
さらに、転職した場合に発生しうる、最悪のケースを想定し、それが実際に起こる確率と、回避する方法がないのかを考えてみてください。
確率が著しく低い、または、回避する方法があるのであれば、それは確実に問題ではありません。
安心して進みましょう。
おそらくですが、生活費が稼げなくなり食べるものもない、寝るところもないということが最悪のケースとならないでしょうか。
これはまず、絶対に起きないケースなので、問題ありせん。
仕事を選ぶことがなければ、仕事はありますし、場合によったら実家に避難することも可能です。
なので、最悪のケースも起こりえないとなります。しかし、人によれば、その最悪のケースが起こりうるのであれば、そこはよく考えて、戦略的に動く必要があると思います。
転職を思いつくと、思い悩み、結局は立ち止まるのではないかと思います。
しかし、よくよく考えてみると、多くのことが心配事とはならず、むしろ、未来のほうが可能性があり、道が開けている場合も多い訳です。
なので、転職に悩むようなことがあっても、そこまで思い悩まず、ひとまずは、転職することを決めてみてもいいのかと思います。
カテゴリー:未分類