更新 2020.2.10
高校や大学を卒業してから働き始めた方も多いと思います。
入社してから最初の研修で訳もわからず叱られたり、初めて仕事で結果が出せた時の喜びは誰にでもあるのではないでしょうか。
それから約10年が経過し、役職があがり、新入社員が入ってくる中、管理職とゆとり世代の新入社員の世話と、心労が多いことと思います。
そういった中で、誰しもが転職を一回は意識したことはあるのではないでしょうか。
仕事へ向かう足が重くても仕事へ行き、仕事中に理不尽なことで上司に叱られるようなことがあっても我慢し、ゆとり社員がわがままを言っても笑って受け入れて、その瞬間、すべてを投げ捨てて、辞表を叩きつけられたらと思ったことはないでしょうか。
転職を意識したはいいが、実際に転職できている人は少ないと思います。多くの人が、転職できないと諦めることが多いと思います。もし、転職がうまくいかなかったら、生活ができなくなる。それであれば、今の理不尽な環境で我慢しておこうと思うと思うことは当たり前と思います。
ここで、1つ疑問が出てきます。
転職にいう成功、上手くいったとは何を示しているのでしょうか。
転職ができたこと。
給料があがったこと。
通勤時間が短くなったこと。
休みが増えたこと。
一体、何をもって成功なのでしょうか。
人によって、価値観は違います。環境も違います。家族がいる人もいれば、独身の人もいます。男性もいれば、女性もいます。趣味がショッピングの人もいれば、読書の人もいます。
それぞれ、価値観は違い、成功の定義は違います。
逆に、失敗はなんでしょうか。
転職できなかったこと。給料が下がったこと。通勤が遠くなった。責任が重くなった。いじわるな上司がいた。
同じく、失敗の定義も人によっては違います。
まず、この定義をしっかり考える必要があります。
その上で、自分が転職した場合、成功するのか、失敗するのか、その確率を推し量ることができます。
平均的な成功は、転職ができて、給料があがることではないでしょうか。
転職ができる確率は、職業や職種によって、違いがでます。求人が多い業界もあれば、求人が少ない業界もあります。
東京都労働局の令和元年12月の調査によると、東京都では、
平均求人倍率 1.89倍
となっています。
職業別にいくと、
サービス業界、建築採掘業界は、とても高い水準
となっています。
そういった業界への転職は必然的に、転職可能性が高くなりますし、求職者が少ない分、支払われる給与も高くなる可能性が高くなります。
引用 東京労働局 職業別有効求人・求職状況
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/content/contents/000593280.pdf
平成27年に厚生動労症が調査した転職者実態調査の概況によると、転職により給料がアップした人の割合は、
約40パーセント
となっています。
3割以上増加した人は、
約7パーセントから約10パーセント
もいます。
これを見ていると、給料がアップするのは、結構な確率に思われます。
引用 厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況(直前の勤め先及現在の勤め先の状況)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-2-01.pdf
今、挙げた例は一例で、職業別や性別、年齢といった点で分けてはいませんし、一概はすべての人に共通するとは言い切れませんが、平均的な値としても、
求人倍率は1.89倍、給料がアップする人は0.4倍
とすると、転職できるかどうか自体でいうと、
結論的には、まず転職できる
給料がアップする可能性はまあまあある、少なくとも交渉やこちら側の努力で
何とかなりそう
ということと捉えることができそうです。
35歳という年齢となると、第二新卒といった人たちよりも、転職時に求められるスキルに違いがあったり、異業種への転職は不利といったことはあるかもしれませんが、これだけ見てると、何とかなりそうかなという気持ちにならないでしょうか。
前段で触れた成功や失敗の定義が人によって違うという点はあると思いますが、今、耐えて、我慢していることは、意外と転職であっさり解決するかもしれません。
すくなくとも、体を壊す、メンタルを病むといったところまで、我慢するほど、プレッシャーを感じる必要なないように思われます。
悔いのない転職のためにも、自分なりの転職の成功と失敗を見極めていってほしいと思います。
カテゴリー:転職