フレックスタイムの採用と弊害


フレックスタイム導入をしない企業はこれからの社会に置いていかれると思います。
フレックスタイムの導入を検討していない企業は取り残されると思います。
会社を選ぶのは働き手なので、働きやすい環境を整備することに力を注がなかれば、人材の獲得は難しくなります。


目次
 フレックスタイムとは
 フレックスタイムをメリット
 フレックスタイムのデメリット
 フレックスタイムの実例
 フレックスタイムを導入すると決めてみる

1 フレックスタイムとは

 フレックスタイムとは、1日の勤務時間や月といった区切り単位での勤務時間と決め、その中での勤務時間帯は自由にする制度で、日本では1998年の労働基準法の改正により、導入されました。

2 フレックスタイムのメリット

 フレックスタイムのメリット何と言っても、
  勤務時間帯が自由
ということです。
 何時に出勤しても、何時に退社しても、会社に決められた時間を働くことができれば、それでOKという概念なので、時間に対する自由度は高いです。
 リモートワークやテレワーク、サテライトオフィスといった働き方と掛け合わせることで、その自由度、柔軟性は究極の働き方を極めそうな予感がします。

 昨今、労働人口の減少、共働き世代の増加、経済活動の高度化により、自由な働き方を求めている人が非常に増えています。
 子育て世代にかかる時間的負担は、厳しさを増しています。
 そういった時流の中で、自由度な働き方を導入することは、メリット以外ないと考えられます。

 少なくとも、企業が導入する、しないを決めるのではなく、働き手に
  採用するかしないかの選択を委ねる
ことが必要と思われます。

3 フレックスタイムのデメリット

 フレックスタイムにもデメリットがあると言われています。
 決まった時間に生産ラインを動かす必要がある、取引先と交渉する時間がない、そもそも、数人で業務を担当しているので、1人が出社しないと作業が進まないというように、
  作業時間が決められている
  作業分担ができない
  懈怠管理ができない
という理由で、業種や業態により、フレックスタイムの導入は現実的な解決策ではないと言われています。

 全ての実例を検討した訳ではないので、実際にフレックスタイムを導入できないのかどうかの結論を導く出すことはできないのですが、今、挙げた例は少なくとも解決することができそうです。
 生産ラインの稼働時間が決められている、取引先との交渉時間が決まっているという点であれば、生産ラインの稼働時間を変える、生産方法を変えればいいと思います。
 取引先を変える、取引先もフレックスタイムを導入してもらう、といった方法で変えることができるのではないでしょうか。(実現可能か不可能かという点は置いといて)

 懈怠管理ができないという声もよく聞きます。
 懈怠管理は、結局のところ働き手の意識次第ではあります。
 ただ、働き手の性格や、人間心理によって左右されている側面もあるので、そういった知識を活用し、対策することは可能です。

 結局のところ、目の前の問題や課題を検討することなく、思考停止することで、新たな変化を受け入れないことにしているだけで、長い目に見た時に、その決断は大きな失敗を招くこととなります。

 基本的に実現不可能なことはない、何らかの方法があるというマインドセットを持っていれば、ば、いずれ解決策を導くことができる訳なので、フレックスタイムを導入しない理由ばかり見つけることはやめて、積極的に導入できないかを検討する必要があります。

4 フレックスタイムの実例

 フレックスタイムを導入している企業や自治体は多くあります。
 珍しいところでいうと、大阪府寝屋川市の例が挙げられます。

 寝屋川市では、コアタイムなしの完全フレックス制度を導入しています。
 賛否両論ですが、自由な働き方を推奨し、働き手目線の改革は見習う必要があります。
 否定側は、利用者目線であったり、管理職目線のものが多いと思われますが、これからの時代、有能な人材を確保しなかれば、そもそも組織の運営が立ちいかなくなり、組織自体が衰退していきます。
 時代を変える、変革には批判はつきものです。
 人間には、現状維持に固執する考え方(バイアス)があるので、それは仕方がないこととして、受け入れておくだけでいいのではないでしょうか。

 寝屋川市では、フレックスタイムを導入することで、採用申込が前年比約10倍となった事実がある以上、人材獲得競争という面では、大変効果的であったことが実証されています。

 組織は人で成り立っており、それを支えるのは仕組みです。
 人がいなければ組織はなくなります。
 これからは、柔軟な働き方を導入していることは、大きなアピールポイントとなります。
 積極的にフレックスタイムだけでなく、様々な働き方を取り入れることを検討していく必要があると思います。

5 フレックスタイムを導入すると決めてみる

 フレックスタイムのメリットは多くあるにも関わらず導入しないには、一定の理由があることは理解できます。

 先ほども触れましたが、業種や業態、企業風土、提携取引先と外部的要因に影響されることも理解しています。

 成功事例が紹介されやすく、失敗事例が紹介されにくいことからも、フレックスタイム導入に失敗した企業があることも理解しています。

 しかし、フレックスタイムは柔軟な働き方であることは間違いありません。
 導入できるのであれば、導入する以外理由はありません。
 結局、
  フレックスタイムを導入して生産性が上がればいい
ということなので、様々な視点から考え、仕組みを作り出し、フレックスタイムを導入することを検討したほうがいいと思います。

 フレックスタイム導入の検討すらしていないという企業も一定数あるようですが、一度は検討してみたもらいと思います。

 生産性があがり、時間が増え、給料も増えれば、好きなことに時間とお金が使え、私生活が充実することは間違いありません。

 当社では無理といわず、まず一度は、フレックスタイムを導入すると決め、無理な理由をあげ、具体的な対応策を探してみてはどうでしょうか。
 対応策を考える場合、対応策自体に無理があったとしても、否定的に捉えないことを原則に検討を進めると、問題の本質が見えて、別の解決策を生み出すことができる場合もあります。
 問題の本質を捉え、是非、フレックスタイムを導入していってほしいと思います。

引用 https://www.lifeofpix.com/ 

カテゴリー:その他, 心理学

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